ノルマン20年産3次検討【特別編:高齢母出産馬は走るのか】

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予定では他のデータを考えていましたが、3次募集最大のポイントとなりそうな高齢母出産馬のデータをしらべてみます。

そのまえに、昨日、募集馬の価格が発表されましたので、一覧に追記しました。

それでは本題。3次募集9頭のうち5頭が母出産時年齢が15歳を超える高齢馬。「高齢は避けてる」派もいれば、「まったく気にしない」派もいるかと思います。そこで、母年齢と成績に関係性はあるのか、膨大なデータとなるので、サンプリングを行い、ざっくりと傾向をみてみたいと思います。

現5歳世代(2017年産)において、出産時年齢を「10歳未満」「10~14歳」「15歳以上」に分類して、各年齢ごと&クラスごとの成績をみてみたいと思います。成績は中央の芝・ダート・障害すべて含んでいます。頭数は登録をされているすべてのサラブレッドで、中央未出走馬も含んでいます。

まず3分類の頭数をみると、3078頭・2663頭・1394頭でした。15歳以上が2割弱と『けっこういるんだな』という印象です。

一世代のみのデータで確定的な傾向はなかなか示しづらいのですが、まず注目したいのがピンク網掛け部分。デビュー後当面の目標となる2歳と3歳の新馬&未勝利戦をみると、15歳以上馬は少し劣勢であるものの、極端に大きな差とまではいきませんでした。

続いて、緑網掛け部分。3歳夏までに勝ち上がりを果たした後は3歳と4歳で2勝目・3勝目を狙うことになりますが、ここを見ると高齢出産馬(15歳以上)の勝率が若干低いようにみえます。そもそも、高齢出産馬(15歳以上)の4歳時における2勝クラス・3勝クラスの出走数が比較的少ないことから、1勝クラスの突破=2勝目をあげるところが少し壁となのかもしれません。

オープンクラス以上では明らかに15歳以上馬は劣勢、10歳未満馬と10~15歳馬はいい勝負といった感じ。3歳時のGⅠで10歳未満馬7勝と圧倒しているのは我らがデアリングタクト(母6歳馬)とコントレイル(母7歳馬)の両3冠馬の偉業であります。

一世代のデータではなかなか結論がでませんが、高齢出産馬を是とみるのも、否とみるのも、アリかと思います。今回は以上です。