ノルマンディー2019年産3次募集検討の第11弾は父馬産駒の馬体重別成績です。
今回は各父馬の産駒における出走時馬体重別の成績をみていきます。期間は初年度から先週末6/20までの全成績とし、牡セ・牝で分けています。また、測尺時点での馬体重を濃い黄色に網掛けしています。現時点でデビュー後の馬体重を予想するのは困難ですが、およその目安にしてもらえるとよいかと思います。
目についたところではデリキットピース19の父キングカメハメハ。牡馬をみると460~499kgの出走数、勝利数ともに多いことがわかります。現時点で526kgは相当大きな馬体であり、ここから絞れてくるのかどうかがポイントとなりそうです。
同じく大型馬でいえばマサカーネ19の父ジョーカプチーノ。馬体からパワータイプなのかと思いきやカタログや近況コメントでは軽快なスピード感もありそうとのこと。他種牡馬の成績と見比べると大型馬が出やすい血統といえそうなので、このまま怪我無く、長所を伸ばしていってほしいところです。
ハロックライン19の父ハービンジャーは現時点で最も勝利数の多いホットゾーンに入っています。活躍牝馬のデビュー時をみるとノームコアが436kg、ディアドラが452kg、モズカッチャンが476kgですが、いずれもレースを重ねるごとにどんどん馬体重を増やしていっているので、現在464kgの募集馬もこれくらいでデビューしてどんどん増やしていくのかもしれません。ちょうどよい当たりの馬体重といえそうです。
イッツマイン19のマツリダゴッホ牝馬らしく少し軽め。素軽くスピードが売りのタイプになりそうなイメージが湧きます。
本日、先行募集の中間発表がありましたが、既存会員で外国産馬ワイントレイン19が121%。続いてハービンジャー産駒のハロックライン19、キンカメ産駒のデリキットピース19、ゴッホ産駒のイッツマイン19と、良血馬&ノルマンの定番が人気で抽選必至の状況です。一口馬主ブームに加え、デアリングタクトの宣伝効果は絶大ということなのでしょうね。
以上で、11回に渡ってお届けした検討記事はひととおり終了となります。少しでもみなさんの検討のお役に立てていれば幸いです。ご覧いただき、ありがとうございました。