我が愛馬ルルドの第6戦目は2ヶ月ぶりのレース。デビュー戦以来の芝への挑戦となりました。鞍上は西村淳也騎手。今回も現地参戦できずの為、ネット動画を見ての印象となります。
馬体重は前走からマイナス2kgとなる424kg。宇治田原での調整時には436kgまで増えていただけに意外でした。一週スライドで乗り込んで絞れたともいえそうですが。パドックはこれまでと大きな変化はなく、きびきびと歩けている印象。一方で馬体に大きな成長が見られるという感じでもありませんでした。そして予告どおりブリンカーを装着。目の周りの覆いは浅めだったでしょうか。黒のブリンカーで見た目はかっこよかったと思います。単勝オッズは46.7倍の8番人気。朝時点では20倍台をうろうろしていただけにマイナス体重や直前の気配を嫌われた様子です。
そしてレーススタート。出遅れとは言えない程ですがわずかに立ち遅れ。西村騎手も必死に前に促しますがダッシュはきかず、後方の内目、10番手あたりを進むこととなります。4コーナーを回るころには後方5番手。そこからじわじわと脚を伸ばすもスパッと切れる訳ではなく、後方グループの馬をかわし切ったところでゴール。7着でフィニッシュとなりました。
坂路は自己ベスト更新の動き、3kg減の西村騎手を迎え、さらなる前進を期待していただけに、正直悔しい結果です。レース後の西村騎手のコメントは「まったく集中できていない」とここ2走からの進展はなし。調教ではブリンカーの効果もあったようなので、本番に繋がらなかったのは残念です。デビュー戦以来の芝については、特段マイナスにならなかったのは好材料といえそうです。
レース動画を見ると4コーナーを回り、追い出そうとした場面で外へヨレている様子で、前への推進力がそがれている印象を受けました。今年1月に「トモの左右比が目につき、右トモに力が付ききっていない」という杉山先生のコメントがありましたが、まさにそのとおりの走りだったと改めて感じました。これを見ると、左回りより右回りの方が合いそうですし、阪神ダート1400の大外からぐいぐい伸びてきたのもその特徴があってのことかもしれません。
今、その3着好走のレース動画を見直しましたが、やはり中京での3戦がルルドの実力とは到底思えません。次は阪神ダート1400に戻してくることになるでしょうし、鋭い末脚をみせてほしいと思います。騎手についても、今日の西村騎手が特段悪かった訳ではありませんが、ルルドの性格からするとガシガシ追える剛腕タイプの方が合うように思います。今回も優先権は取れず、再度出走への戦いからとなりますが、なんとか続戦で出走にこぎつけられればと願っています。7着で無事スリーアウトからは脱出、戦いはまだまだこれからです!
冒頭のレース写真は中京へ応援に行っていたお仲間さんからご提供いただきました。お礼とともに、エルズリー快勝のお祝いを申し上げます!