【お願い】今回の記事は独自に検索をかけて、手作業でしらべたものとなります。間違いや抜け等がありましたら、優しくご指摘いただけると幸いです。
チューリップ賞が終わり、桜花賞戦線がいよいよ佳境を迎えています。我らノルマン民の願いは
『デアリングタクトの桜花賞制覇!』
ですが、出走にこぎつけることができるのか、予断を許さない状況となってまいりました。そこで、今回の「しらべる研究所023-2」では、現時点での3歳牝馬の収得賞金順位と今後の見通しについてまとめてみたいと思います。対象はファルコンS,フィリーズレビュー、アネモネS、フラワーCの4レースまでとし、若葉Sや毎日杯からというケースは考えていません。
まずは先週末3/8終了時点での収得賞金順は以下のとおりです。
ピンク網掛けの3頭がチューリップ賞で優先出走権を獲得済です。現時点でデアリングタクトは11位タイ。賞金における出走順にすると11~13番目となっています。
ここから、桜花賞フルゲート18頭への道を時系列に沿って考えていきたいと思います。
■3/14・ファルコンS
出走登録されている牝馬は【新馬or未勝利と1勝クラス勝ちの2勝馬(収得賞金900万)】が4頭、【新馬or未勝利勝ちの1勝馬(収得賞金400万)】が5頭です。1着で1900万追加、2着で750万追加です。ですので、デアリングタクトの出走順は
牝馬が1着、2勝馬牝馬が2着:2ランクダウン
牝馬が1着、牡馬が2着:1ランクダウン
牡馬が1着、2勝馬牝馬が2着:1ランクダウン
牡馬ワンツーなど上記以外:ランクダウンなし
となります。
■3/15・フィリーズレビュー
1着から3着までに優先出走権が与えられますので、自動的に3ランクダウンとなります。ただし、現時点でデアリングタクトと同じ収得賞金の1600万ケープコッドが出走予定となっています。この馬が優先権を得ても3ランクダウンとなるものの同順位の馬が1頭減ることになります。
■3/15・アネモネS
1着と2着に優先出走権が与えられますので、自動的に2ランクダウンとなります。出走予定馬にデアリングタクトと同額以上の馬はおりませんので、このレースの結果は影響を及ぼしません。
■3/20・フラワーC
現時点で出走登録馬が不明ですが、1着で1750万追加、2着で700万追加となります。1着と2着がデアリングタクトより現時点で収得賞金が上か下か、2着馬が900万以上の馬かどうかで変わってきますが、デアリングタクトより賞金が上の馬が勝ちにくるレースとは考えにくいので、1ランクダウンの可能性が大、2ランクダウンや同順位馬の追加もありえる、という状況です。ただし、時期と距離からして近年の勝ち馬でもオークス直行やマイルCなど桜花賞以外に向かう馬が多いようなので、ランクダウンにならない場合も十分ありえます。
上記から、若干の希望も含めた予想ですが、ファルコンSは牡馬ワンツーでランクダウンなし、フィリーズレビューはケープコッドが優先権ゲットで3ランクダウンと同順位馬が1頭減少、アネモネSで2ランクダウン、フラワーCは2着が2勝馬で1ランクダウンと同順位馬が1頭追加。その結果、現在よりも6ランクダウンと同順位馬プラスマイナス0で
『 デアリングタクトは17~19番目。1頭くらい回避馬がでて滑り込みセーフ⊂(・∀・)⊃ 』
をしらべるとの見立てとしたいと思います。ちなみに考えたくはないですが、最も厳しいケースで20~22番目となります。まずは今週末のファルコンSの結果とフィリーズレビューのケープコッドに注目です!